毎年恒例の"4.26"特集上映を今年も開催いたします。
《３７年目のチェルノブイリ―"天国はいらない、故郷を与えよ"》
開催期間：2023年4月22日（土）─28（金）
連日14：20より作品日替わり上映
企画：ポレポレ東中野、ポレポレタイムス社
<フライヤーより>
１９８６年４月２６日にチェルノブイリ原子力発電所でレベル７の事故が起きてから３７年。今年も毎年恒例の"４．２６上映"を行います。
昨年公開されたケネス・ブラナー監督『ベルファスト』(2021)は、強烈なまでに"それでも故郷で生きる"物語でした。カトリックとプロテスタントの紛争に巻き込まれる地域と家族を描いた本作は、故郷とは何か、故郷で生きるとはどういうことなのかという問いかけにも見えました。
『ナージャの村』(1997)では、チェルノブイリ原発事故の汚染地に住み続ける村人がロシアの詩人・エセーニンの言葉「天国はいらない、故郷を与えよ」を引用します。その言葉を補助線にしながら、『ベルファスト』、『ナージャの村』、『アレクセイと泉』(2002)、『ベラルーシ再訪2017』(2018)＋『人間の汚した土地だろう、どこへ行けというのか』(2021)という作品を併せて観ることで、人間にとって故郷とは、生まれた土地で生きるとは、ということを再考する機会になればと思います。
上映作品：
Ａ 『ベルファスト』（2021年｜98分｜DCP）
監督・脚本：ケネス・ブラナー｜撮影：ハリス・ザンバーラウコス｜音楽：バン・モリソン｜出演：カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ、コリン・モーガン、ジュード・ヒル
B 『ナージャの村』（1997年｜118分｜35mm→DCP）
監督：本橋成一｜製作：神谷さだ子、小松原時夫｜撮影：一之瀬正史｜音楽：小室等｜録音：菊池信之｜編集：佐藤真｜スチール：大西暢夫｜ナレーション：小沢昭一
C 『アレクセイと泉』（2002年｜104分｜35mm→DCP）
監督：本橋成一｜製作：神谷さだ子、小松原時夫｜撮影：一之瀬正史｜音楽：坂本龍一｜録音：弦巻裕｜編集：村本勝｜スチール：明石雄介｜ナレーション：アレクセイ・マクシメンコ
D 『ベラルーシ再訪2017』（2018年｜35分｜Blu-ray・DCP） ※英語字幕付き上映
監督・スチール写真：本橋成一｜プロデューサー：大槻貴宏｜撮影・編集：石川翔平
E 『人間の汚した土地だろう、どこへ行けというのか』（2021年｜40分｜Blu-ray・DCP）
監督・スチール写真：本橋成一｜プロデューサー：大槻貴宏｜撮影・編集：早川嗣｜整音：石川雄三
タイムテーブル：
連日14：20より
4/22土 C★
4/23日 A
4/24月 B
4/25火 D＋E
4/26水 B
4/27木 A
4/28金 C
★...イベント開催！
4/22(土) 「アレクセイと泉」上映後 本橋成一（監督）【登壇】、神谷さだ子（プロデューサー、日本チェルノブイリ連帯基金）【ネット中継】 舞台挨拶
料金：
一般1500円／大学・専門・シニア1200円／高校・中学・障害者1000円／小学700円／未就学児無料（両館共通）
その他詳細はこちらよりご確認ください。
