高山市より(大西)
2008.11.24
水になった村
水になった村
先日、高山市に行ってきました。とても寒く、少し市内から外れると、そこは銀世界でした。飛騨の寒さは半端ではありませんでした。
高山市内に県が計画している大島ダム建設計画があります。
そこに数年前から機会があるたびに立ち寄っていました。
高山市で知っている人とほとんど出会ったことがなく、感心の低さを感じていました。
大島ダムで沈んでしまう地権者の人は数世帯。
現在暮らしている人も3世帯しかありません。
もう数十年も前からの計画だが、まったく風景も変わることなく、どこまでダムの計画が本物なのか、地権者はまったくわからないまま、今も普通に暮らしています。
この集落は、昔から人口の変動はありません。共同体で暮らしてきました。計画だけは立派に表明したかもしれないが、住民にもう少しこまめな説明が必要ではないだろうか。いつになったら、という言葉がどこのダムに行っても聞く当たり前の言葉になっている。