今野勉(こんの・べん)
1936年生まれ。演出家。
東北大学卒業後、東京放送(現TBS)に入社し、テレビ演出部配属。
芸術祭参加作品「土曜と月曜の間」、シリーズ「七人の刑事」などを演出。1970年にTBSを退社し、日本初のテレビ番組制作会社(株)テレビマンユニオン創立に参加。日本初の旅番組「遠くへ行きたい」など、ドラマ、ドキュメンタリーを、多数演出。現在は(株)テレビマンユニオンの取締役・最高顧問、「東京夕張会」会長、「放送人の会」会長、「放送文化基金」評議員を務める。
萩原義弘(はぎわら・よしひろ)
1961年生まれ。写真家。
日本大学芸術学部卒業後、毎日新聞社出版編集部に入社(2007年退社)。2001年さがみはら写真新人奨励賞受賞。主な写真集に『巨幹残栄・忘れられた日本の廃鉱』(窓社)、『SNOWY』(冬青社)など。
渡辺勝之(わたなべ かつゆき)
1960年生まれ。立命館大学卒。岩波書店で営業部を経て97年から電子出版部、広辞苑のDVD-ROM版やモバイル配信を担当。ドキュメンタリー関連書籍として佐藤忠男編著『シリーズ 日本のドキュメンタリー』(全5巻+DVDBOX全3巻)、「地方の時代」映像祭30年をまとめた『映像が語る「地方の時代」30年』、森達也監督他の『311を撮る』、東海テレビ取材班著『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』などを編集。
正木基(まさき・もとい)
1951年生。戦後日本視覚芸術。和光大学卒業後、北海道立近代美術館、目黒区美術館にて「難波田龍起展」、「目黒名〈画〉座展」、「石内都展 ひろしま/ヨコスカ」など企画。「シュルレアリスム映画祭」(マックス・エルンスト展、1983年)、「現代美術としての映像表現」(美術史探索学入門展、1988年)、「映像表現の戦後」(戦後文化の軌跡1945―1995展、1995年)、「映像の中の炭鉱」(’文化’資源としての〈炭鉱〉展、ポレポレ東中野との共催、2009年)など企画展に併せ、映像プログラム立案上映。横浜トリエンナーレ2005」(Director:川俣正、ナカニワ映像プログラム「Rethinking Experimental Films」「Reorienting Art Animation」を山崎幹夫と共同企画)、銀河画報社映画倶楽部所属(山田勇男作品製作、1980年代)、東京藝術大学助手・学生との自主ゼミ「取手イメージテーク」主宰(2008~2011年)。東京藝術大学先端芸術表現科などで非常勤講師、近年はアニメーションなど戦後日本視覚芸術の紹介などをクリストバル・コロン大学、ベラクルス州立大学などメキシコ、キューバにて集中講義。casa de cuba 主宰、美術評論家連盟会員。