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[ありかHole]展覧会「膠を旅する ― いのちといのちをつなぐ人」開催のお知らせ

ありかHoleにて、展覧会「膠を旅する ― いのちといのちをつなぐ人」を開催いたします。
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2021年に武蔵野美術大学美術館・図書館で開催した展覧会「膠を旅する-表現をつなぐ文化の源流」は、動物の皮革や骨髄を生成した糊である、膠(にかわ)の生産をめぐる歴史的・社会的背景に着目し、大きな話題となりました。
本展では、画家の内田あぐり、写真家の本橋成一を迎えて、現在も継続して行っている調査活動「膠を旅する」のプロジェクトを紹介します。
内田あぐりは、日本画技法や素材の研究に通じて、絵画において身体をテーマに人間存在の根源を探求しています。本橋成一は、炭鉱、屠場、上野駅、築地魚河岸など市井の人びとをテーマに、社会の基底にある人間の営みの豊かさを記録し発信しています。今回は、ダイナミックな身体の動きを表現した内田のドローイングと日本画作品、食肉処理場で働く人びとを見つめて記録した本橋の「屠場」のモノクロ写真を中心に展示し、兵庫県姫路市の地で生皮(きがわ)・膠づくりに果敢に挑戦する大﨑商店の人びとのドキュメント映像、実物資料もあわせてご覧いただきます。
膠が生み出される文化の諸相を多角的に見つめることで、生命の営みに注がれる眼差しを新たに提示する機会となれば幸いです。


会   期:2023年3月21日(火)-4月2日(日)
開館時間:午前11時-午後7時
主   催:「膠を旅する」制作実行委員会
助   成:公益財団法人花王芸術・科学財団、公益財団法人全国税理士共栄会文化財団、公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
協   力:ポレポレタイムス社、大﨑商店、株式会社国書刊行会、FOVEA、PIGMENT TOKYO
観 覧 料:無料


オープニングトーク「続、膠を旅する」
2023年3月21日(火)17時-
天野太郎(東京オペラシティアートギャラリーチーフ・キュレーター)
内田あぐり(画家)
本橋成一(写真家)
後藤秀聖(原爆の図丸木美術館学芸員、本展企画者)
※当日は16時半より会場設営の上、定員20名とさせていただきます。


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JR東中野駅西口 / 都営地下鉄大江戸線東中野駅A1出口より徒歩2分
東京メトロ落合駅より徒歩10分

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